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「証券会社の決算概況と証券市場の動向」 (FACT BOOK) FACT BOOK | 日本証券業協会

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(1)
(2)

1999年の証券市場(概観)

1

証券業界の概況

3

資本市場

13

株式流通市場

19

公社債流通市場

27

投資信託

31

投資家動向

35

主要金利

経済指標

43

(3)

1999年の証券市場(概観)

19,000 18,000 17,000 16,000 15,000 14,000 13,000 12,000 110 100 90 80 70 60 50 40 30 20

経済・金融情勢

1999年の日本経済は、政策効果に支えられて、

深刻な景気後退にようやく歯止めがかかった。

年半ば以降は、民需の脆弱さは相変わらず続い

たものの、輸出の増加に伴い生産活動は持ち直す

動きとなり、景気は緩やかに改善した。

金融面では、2月に日本銀行が、金融市場調節

方針の一段の緩和(「ゼロ金利政策」)を決定した

ことを受けて、短期金利は急速に低下した。また、

長期金利は、景況感の改善や国債の需給悪化懸念

から上昇する局面があったものの、年後半はおお

むね1.7∼1.9%のボックス圏で推移した。

日経平均株価(左軸) J AS DAQ INDE X (右軸) 6.0 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 -1.0 -2.0 -3.0 -4.0 -5.0

民間需要 公的需要

純輸出 実質G DP

実質G DP と項目別寄与度の推移

(四半期・前年同期比)

株価の推移

(資料)経済企画庁

(注) 日経平均株価は月平均、J AS DAQ INDE X は月末の数値を使用 (資料)日本経済新聞社、日本証券業協会

証券市場を巡る動き

1999年の証券市場は、金融システムの安定性へ

の不安が和らぐなかで、企業収益の改善への期待

感も高まり、活況を取り戻した。

98年12月施行の金融システム改革法により、金

融システム改革は大きく進展した。オンライン証

券会社の台頭や新ビジネス戦略の構築等、証券会

社にも積極的な対応がみられた。

また、証券、銀行、保険業界は、従来の枠を越

えて、合併・統合等、さまざまな形で合従連衡を

進め、戦略的提携の動きも加速した。

さらに、新興企業向け株式市場の創設構想が相

次いで発表され、11月には、「マザーズ」が創設さ

れた。

1997/1-3 1998/1-3 1999/1-3 2000/1-3

1998/1 1998/7 1999/1 1999/7 (年/月) (年/月)

(4)

証券業界の概況

全国証券会社(286社)の2000年3月期の決算は、

経常損益が前年比8.7倍の1兆2,540億円と大幅な黒

字となった。

営業収益は株式市場の活況で大幅に増加する一

方、営業費用のうち販売費・一般管理費も10年ぶ

りに増加した。

当期純損益は、3,920億円の利益を計上し、ROE

は6.8%と9年ぶりにプラスに転じた。

資本市場

公開企業の株式による資金調達額は、前年の6.5

倍の10兆円台に急増した。また資金需要の低迷を

背景に、普通社債の発行は前年比で約41%減少し、

7.5兆円となった。

公共債の発行額は、国債の大幅な増加を主因に

前年比約21%増加し、107兆円となった。

株式流通市場

日経平均株価は年初に最安値(13,232ポイント)

でスタートしたが、金融システム安定化や景気回

復への期待感から上昇基調となり、年末は年間最

高値(18,934ポイント)で取引を終えた。

東証第一部の売買高は一日平均6億株台に乗せ、

89年以来の高水準を記録した。

店頭市場も高水準の商いが続き、株価もほぼ一

貫して上昇した。時価総額は、1年で3倍強の27.4

兆円に達し、過去最大の規模となった。

公社債流通市場

長期金利は乱高下の後、ボックス圏の動きとな

った。年初の1.985%から2月に2.366%まで上昇し、

5月には1.205%に低下した。年後半は1.7∼1.9%の

ボックス圏で推移したが、年末には1.656%で取引

を終えた。

売買高はF B の売買高の急増を主因に、3,800兆

円台を記録した。

投資信託

超低金利政策の長期化と株式市場の活況を受け

て、公社債投信が拡大したことに加え、株式投信

の復調も明確になった。年末の純資産総額は前年

比8.6兆円増の51.3兆円と、6年ぶりに50兆円台を

回復した。

また銀行の投信窓販により、商品や販売チャネ

ルが多様化したことも資金流入を促し、投信市場

の拡大に弾みをつけた。

投資家動向

株式市場の活況を受けて、上場銘柄の個人株主

数は4年連続で増加し、初めて3,000万人の大台に

乗せた。また外国人の株式保有比率は18.6%と過

去最高を更新した。

こうした傾向は、株式売買動向にも顕著であり、

99年は個人と外国人の売買が活発化した。

また99年末の個人金融資産は、株価上昇も加わ

り1,377兆円に達した。超低金利への不満もあり、

(5)

証券業界の概況

概要:経常損益の黒字は前年比8.7倍

全国証券会社(286社)の2000年3月期決算合計

をみると、株式市場の活況を受けて、営業収益は

前年比47%増の3兆7,956億円と大幅に増加、営業

費用も同4%増の2兆5,279億円となった。その結果、

経常損益は1兆2,540億円と、前年比8.7倍の利益を

計上した。

10月の株式委託手数料完全自由化の影響も全般

的には軽微にとどまり、証券会社はそれぞれに、

独自の経営戦略を展開し、引き続き収益基盤の強

化や収益源の多様化に取り組んでいる。

14,000

12,000

10,000

8,000

6,000

4,000

2,000

0

-2,000

-4,000

-6,000

40,000

35,000

30,000

25,000

20,000

15,000

10,000

5,000

0

1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000

特定取引損益・ 売買等損益 金融収益

委託手数料

経常損益の推移

営業収益の推移

(資料)日本証券業協会

(資料)日本証券業協会

営業収益:株式市場の活況で大幅増加

営業収益のうち、受入手数料収入は2兆7,912億

円(前年比76%増)、ディーリング部門の収益は

6,806億円(同23%増)、金融収益は3,231億円(同

27%減)となった。

株式市場の活況を受け、委託手数料収入の倍増

(前年比112%増)が受入手数料の大幅増加に寄与

した。

また、ディーリング部門の収益は、債券関連収

益の落ち込みを株式関連収益がカバーしたことに

より、増加したものとみられる。

なお、金融収益は、受取配当金及び受取債券利

子の縮小を主因に減少した。

1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000

全国証券会社の収支動向

(億円)

(億円)

(年)

(6)

営業費用

販管費は10年ぶりに増加

費用面では、証券会社は90年代に入り、人員削

減や店舗の統廃合などコスト削減努力を続け、営

業費用の大宗を占める販売費・一般管理費はおお

むね減少傾向にあった。

しかし当期は、株式売買高の急増に伴い、取引

関係費及び人件費が増加に転じたことにより、販

売費・一般管理費は2兆2,095億円(前年比12%増)

と二ケタの増加を示した。この結果、90年3月期

以降、おおむね減少傾向にあった販売費・一般管

理費は、10年ぶりに増加した。

なお、金融費用は、3,183億円(前年比30%減)

となった。

30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0

1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000

取引関係費 金融費用

営業費用の推移

当期純損益、株主資本利益率の推移

(資料)日本証券業協会

(注) 株主資本利益率は税引後利益を期中平均株主資本で除したもの (資料)日本証券業協会

収益率

ROEは 9 年ぶりにプラス

当期純損益は、大手証券会社の分社化に伴う営

業権等の償却及び準大手証券会社における関係会

社の支援損失等、多額の特別損失が計上されたも

のの、3,920億円の利益を計上した。

当期の利益計上は、前年の99年3月期▲ 5,726億

円 の 損 失 計 上 と 比 較 す る と 大 幅 に 改 善 し た と い

え、この結果、R OE (株主資本利益率)は、9年

ぶりにプラスに転じ、6.8%となった。

なお、個別会社についてみると、黒字会社(当

期利益ベース)は222社となり、前年比で108社の

増加となった。

(億円)

(年)

人件費

6,000 4,000 2,000 0 -2,000 -4,000 -6,000 -8,000 -10,000 10.0 5.0 0 -5.0 -10.0 -15.0 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000

(%)

(7)

営業収益

外証、銀証の割合が低下

2000年3月期の業態別営業収益をみると、資本

金千億円以上の大手証券会社(4社)とそれを除

く国内証券会社(214社)の営業収益は、全体の

約4分の3を占めた。

一方、外国証券会社(58社)は23%、銀行の証

券子会社(10社)は3%の比率となった。前年と

比較して、外国証券会社は10%ポイント弱、銀行

の証券子会社は2%ポイント強、それぞれ割合が

低下した。

これは、大手証券会社はじめ国内証券会社が、

受 入 手 数 料 を 大 幅 に 増 加 さ せ た こ と が 主 因 で あ

る。なお、外国証券会社、銀行の証券子会社はと

もに金融収益、売買等損益が前年比で減少した。

36.0% (4)

2.6% (10)

23.2% (58)

38.2% (214)

大手

業態別収支動向

100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0

委託手数料

大手 銀証 外証 その他国内

2000年3月期の業態別営業収益の

全営業収益に対する割合

2000年3月期の業態別営業収益構成比

(注) カッコ内は社数 (資料)日本証券業協会

(資料)日本証券業協会

収益構成

国内証券の委託比率が高い

2000年3月期の業態別営業収益の構成をみると、

大 手 証 券 会 社 は 収 益 の バ ラ ン ス 化 が 進 ん で い る

が、その他国内証券会社は、委託手数料の比率が

依然として高く、約55%を占めている。

一方、外国証券会社や銀行の証券子会社は、ホー

ルセール部門における引受・売出手数料等その他

の 受 入 手 数 料 を 中 心 と し た 収 益 構 成 と な っ て お

り、金融収益の比率も高い。また銀行の証券子会

社は売買等損益の比率が約4分の1を占め、4業態

のなかで最も比率が高い。

(%)

銀証 外証 その他国内

金融収益

(8)

営業費用

大手と国内証券で約

3分の

2000年3月期の営業費用を業態別にみると、資

本金千億円以上の大手証券会社とそれを除く国内

証券会社を合計した営業費用は、営業費用全体の

約3分の2を占めた。

一方、外国証券会社は32%を占め、銀行の証券

子会社は、営業収益の割合と見合う3%であった。

いずれの業態も販売費・一般管理費は10年ぶり

に前年比で増加した。

29.3%

3.0%

31.7%

36.0%

大手

100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0

取引関係費

大手 銀証 外証 その他国内

2000年3月期の業態別営業費用の

全営業費用に対する割合 

2000年3月期の業態別営業費用構成比 

(資料)日本証券業協会

(資料)日本証券業協会

費用構成

人件費の比率が最も高い

2000年3月期の業態別営業費用の構成をみると、

販売費・一般管理費のうち人件費が最も高い比率

を示した。特にその他国内証券会社の人件費は、

営業費用の過半を超えている。

一方、外国証券会社や銀行の証券子会社は、レポ

取引やディーリングに伴う資金調達の増加を背景

に金融費用のウェイトがかなり高い。

日本の証券会社の費用構成における課題の一つ

は、単なる人件費の圧縮ではなく、むしろ高い生

産性を生む新たな報酬制度の確立やその定着化に

あると考えられる。

(%)

銀証 外証 その他国内

その他販管費

(9)

業態別収支

大手

国内証券が大幅増

2000年3月期の業態別収支のうち、経常損益を

み る と 、 大 手 証 券 会 社 は 前 年 の 約 540億 円 か ら

6,200億円強、その他国内証券会社は約420億円の

赤字から5,300億円強と、株式市場の活況を背景に

それぞれ大幅に増加した。

一方、外国証券会社は731億円(前年比18%減)

と引き続き利益を計上し、また銀行の証券子会社

も254億円(同42%減)と2期連続して利益を計上

したものの、いずれも前年と比較して、減益とな

った。

業態別経常損益の推移

業態別株主資本利益率の推移

7,000

6,000

5,000

4,000

3,000

2,000

1,000

0

-1,000

-2,000

大手

1996 1997 1998 1999 2000

15.0

10.0

5.0

0.0

-5.0

-10.0

-15.0

-20.0

-25.0

大手

1996 1997 1998 1999 2000 (資料)日本証券業協会

(資料)日本証券業協会

収益率

大手証券が高いR OEを示す

2000年3月期は、大手証券会社とその他国内証

券会社が前年に続いて、引き続き多額の特別損失

を計上した。また外国証券会社及び銀行の証券子

会社も特別損失を計上した。しかしながら、当期

純損益ベースでは、大手証券会社が2,066億円、そ

の他国内証券会社が1,521億円、外国証券会社が

189億円、銀行の証券子会社が142億円と、いずれ

の業態も利益を計上した。

この結果、業態別にみたROE(株主資本利益率)

は 、 大 手 証 券 会 社 と そ の 他 国 内 証 券 会 社 が 高 い

ROE を示した。

(年)

(年) (億円)

(%)

銀証 外証 その他国内

銀証

(10)

社数・

従業員数

従業員数は減少傾向

2000年3月末の証券会社数は、異業種からの参

入 や オ ン ラ イ ン 専 業 の 証 券 会 社 の 設 立 等 を 主 因

に、前年に比べ8社増加の297社となった。

一方、従業員数は、91年6月末の約16.7万人をピ

ークに減少傾向が続き、2000年3月末には約9.1万

人(前年比0.1万人減)となった。

しかしながら、リストラによる人員減にも一巡

感がみられ、市場環境の好転も重なり、減少幅は

前年の約6分の1に縮小した。

300 295 290 285 280 275 270 265 260 255 250 245 180,000 160,000 140,000 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000

従業員数 証券会社数

証券会社数、従業員数の推移

オンライン取引の約定代金別手数料率

1.40 1.20 1.00 0.80 0.60 0.40 0.20 0

100 300 500 1,000 3,000 5,000 (注) 各年とも3月末時点 (資料)日本証券業協会

(資料)日本証券業協会

自由化の影響:手数料率低下が顕著

10月1日の株式委託手数料の完全自由化を受け、

当初よりインターネット取引に進出している規模

の大きな証券会社と、中堅あるいはオンライン専業

の新規参入業者間では、口座獲得競争が激化した。

インターネット取引の口座数は、99年10月末の

29.7万口座から2000年3月末には74.6万口座に急増

した。証券会社の営業員に発注する対面取引が自

由化以前の手数料の9割程度の水準にとどまって

いるのに対して、オンライン上で発注する取引は4

割の水準に低下した。

自由化前

(社) (人)

(年)

(%)

(万円)

(11)

(単位:億円)

営業費用の推移

1991.3 1992.3 1993.3 1994.3 1995.3 1996.3 1997.3 1998.3 1999.3 2000.3

営業収益計 44,288 29,965 22,630 28,096 22,410 28,027 28,710 25,233 25,791 37,956

受入手数料 28,775 18,889 14,543 20,476 16,706 18,764 19,436 16,178 15,853 27,912

委託手数料 20,230 12,075 8,885 12,898 9,881 11,577 10,513 8,855 7,264 15,368

( うち株式) 18,793 11,190 7,878 11,096 8,667 9,726 9,283 8,004 6,624 14,883

引受・売出手数料 1,721 1,630 1,072 1,489 1,873 1,816 2,648 1,187 1,639 2,599

募集・売出しの取扱手数料 3,143 1,769 1,333 2,418 1,776 2,139 2,550 2,247 2,374 4,427

金融収益 13,338 9,595 5,181 4,218 3,629 3,734 3,818 4,755 4,410 3,231

特定取引損益・ 2,174 1,479 2,904 3,402 2,074 5,527 5,455 4,296 5,520 6,806

売買等損益

(単位:億円)

営業収益の推移

1991.3 1992.3 1993.3 1994.3 1995.3 1996.3 1997.3 1998.3 1999.3 2000.3

営業費用計 37,140 32,663 27,582 27,441 26,333 26,323 27,475 25,409 24,223 25,279

販売費・一般管理費 30,361 28,072 25,213 25,024 23,446 23,079 23,082 20,621 19,671 22,095

取引関係費 5,627 4,620 3,713 3,951 3,744 3,609 3,791 3,281 3,251 4,066

人件費 12,643 12,085 11,011 10,973 10,385 10,243 10,330 9,213 9,118 11,100

不動産関係費 3,729 4,144 4,229 3,912 3,741 3,509 3,358 2,909 2,922 2,845

事務費 3,355 3,436 3,069 2,842 2,705 2,512 2,515 2,049 2,087 2,244

金融費用 6,778 4,591 2,368 2,417 2,886 3,243 4,392 4,787 4,552 3,183

(注) 日本相互証券及び才取会員を除く。また、1998年3月以前は日本店頭証券を除く。

(注) 日本相互証券及び才取会員を除く。また、1998年3月以前は日本店頭証券を除く。

(12)

証券会社の収益、

費用構成の推移

1991.3 1992.3 1993.3 1994.3 1995.3 1996.3 1997.3 1998.3 1999.3 2000.3

収益構成比 収益合計=100%

委託手数料 45.1 39.7 38.5 45.3 43.6 40.9 36.3 34.7 28.0 40.3

引受・売出手数料 3.8 5.4 4.6 5.2 8.3 6.4 9.1 4.7 6.3 6.8

募集・売出しの取扱手数料 7.0 5.8 5.8 8.5 7.8 7.6 8.8 8.8 9.1 11.6

その他受入手数料 8.2 11.2 14.1 12.9 14.0 11.4 12.9 15.3 17.6 14.5

金融収益 29.7 31.5 22.4 14.8 16.0 13.2 13.2 18.7 17.0 8.5

特定取引損益・売買等損益 4.8 4.9 12.6 12.0 9.1 19.5 18.8 16.9 21.3 17.8

営業外収益 1.4 1.6 2.0 1.3 1.2 1.0 0.9 1.0 0.7 0.6

費用構成比 費用合計=100%

支払手数料 5.3 4.8 4.3 5.3 5.1 5.0 5.2 4.9 5.1 6.4

通信運送費 4.6 4.6 4.6 4.7 4.5 4.4 4.2 3.9 4.0 4.1

広告宣伝費 1.9 1.5 1.2 1.1 1.1 1.0 1.1 0.9 1.1 1.6

その他取引関係費 3.1 3.0 3.2 3.2 3.4 3.3 3.3 3.1 3.1 3.7

人件費 33.4 36.7 39.6 39.7 39.1 38.7 37.4 36.0 37.2 43.3

不動産関係費 9.9 12.6 15.2 14.1 14.1 13.3 12.2 11.4 11.9 11.1

事務費 8.9 10.4 11.0 10.3 10.2 9.5 9.1 8.0 8.5 8.8

その他 13.2 11.5 11.6 12.1 10.8 12.1 10.9 12.4 9.3 7.2

金融費用 17.9 13.9 8.5 8.7 10.9 12.2 15.9 18.7 18.6 12.4

営業外費用 1.9 0.9 0.8 0.8 0.9 0.5 0.7 0.7 1.2 1.4 (単位:%)

証券会社の業績、

財政状態、

株主資本利益率等の推移

1991.3 1992.3 1993.3 1994.3 1995.3 1996.3 1997.3 1998.3 1999.3 2000.3

収益合計 44,898 30,443 23,098 28,451 22,678 28,325 28,956 25,493 25,970 38,172

費用合計 37,848 32,962 27,800 27,674 26,584 26,469 27,672 25,589 24,521 25,632

経常損益 7,049 -2,519 -4,702 776 -3,906 1,856 1,284 -95 1,448 12,540

当期純利益(損失) 3,608 -4,073 -5,055 -801 -4,220 -32 -7,641 -2,153 -5,726 3,920 資産合計 422,550 343,204 343,597 393,693 421,521 539,917 708,859 1,134,362 1,074,771 1,073,087

負債合計 344,087 269,873 276,494 325,450 354,211 470,751 646,625 1,079,303 1,022,046 1,011,222

資本合計 78,463 73,331 67,102 68,243 67,310 69,166 62,233 55,058 52,724 61,865

株主資本利益率 4.7% -5.4% -7.2% -1.2% -6.2% -0.05% -11.6% -3.9% -10.9% 6.8% (単位:億円)

(注) 日本相互証券及び才取会員を除く。また、1998年3月以前は日本店頭証券を除く。

(資料) 日本証券業協会

(注) 1.日本相互証券及び才取会員を除く。また、1998年3月以前は日本店頭証券を除く。

2.収益(費用)合計は営業収益(費用)と営業外収益(費用)の合計。

(13)

(資料) 日本証券業協会

(注) 日本相互証券及び才取会員を除く。また、1998年3月以前は日本店頭証券を除く。

業態別の当期損益、株主資本、株主資本利益率の推移

1996.3 1997.3 1998.3 1999.3 2000.3

当期純損益

大 手 1,164 -6,338 -822 -5,421 2,066

銀 証 -22 -145 -74 343 142

外 証 -583 54 317 584 189

その他国内 -590 -1,211 -1,574 -1,233 1,521

株主資本

大 手 39,335 32,496 26,777 23,513 26,450

銀 証 5,090 5,730 5,576 5,476 6,695

外 証 4,008 4,802 5,634 7,065 8,223

その他国内 20,731 19,204 17,068 16,669 20,495

株主資本利益率

大 手 3.0% -17.6% -2.8% -21.6% 8.3%

銀 証 -0.5% -2.7% -1.3% 6.2% 2.3%

外 証 -14.9% 1.2% 6.1% 9.2% 2.5%

その他国内 -2.8% -6.1% -8.7% -7.3% 8.2% (単位:億円)

2000年3月期の業態別営業収益・営業費用構成

大手 銀証 外証 その他国内

営業収益構成比 営業収益計=100%

委託手数料

引受・売出手数料

募集・売出しの取扱手数料

受入手数料

金融収益

特定取引損益・売買等損益

営業費用構成比 営業費用計=100%

取引関係費

人件費

不動産関係費

事務費

その他販売費・一般管理費

金融費用

(単位:%)

36.5 5.6 26.1 55.4

7.2 34.2 10.1 2.7

18.2 6.2 0.2 12.8

14.2 14.2 27.1 7.2

5.2 15.6 20.1 4.1

18.6 24.2 16.4 17.8

18.3 15.8 14.7 15.5

41.2 30.5 38.7 51.8

14.4 9.4 5.7 13.8

13.0 4.5 5.1 9.2

7.6 9.7 7.7 6.5

(14)

(注) 日本相互証券及び才取会員を除く。また、1998年3月以前は日本店頭証券を除く。

業態別従業員数の全従業員数に対する割合

1996.3 1997.3 1998.3 1999.3 2000.3

大 手 37.7 37.8 33.9 33.5 31.3

銀 証 1.3 1.6 2.1 1.8 2.2

外 証 5.1 6.2 8.0 8.9 10.0

その他国内 56.0 54.4 56.0 55.9 56.5

100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

(単位:%)

業態別資本合計の全資本合計に対する割合

1996.3 1997.3 1998.3 1999.3 2000.3

大 手 56.9 52.2 48.7 44.6 42.8

銀 証 7.3 9.2 10.1 10.4 10.8

外 証 5.8 7.7 10.2 13.4 13.3

その他国内 30.0 30.9 31.0 31.6 33.1

100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

(単位:%)

(資料) 日本証券業協会

証券会社数、

従業員数、

店舗数等の推移

年 末 証券会社数 うち東証正 従業員数 外務員登録者数 本支店営業所数

(社) 会員数(社) (千人) (千人) (か所)

1990 272 124 158.6 101.3 3,198

1991 267 124 156.5 100.7 3,297

1992 265 124 145.3 95.6 3,072

1993 268 124 132.6 87.4 2,919

1994 277 124 127.5 83.7 2,879

1995 282 124 118.8 79.1 2,761

1996 289 124 113.0 75.8 2,740

1997 291 124 108.0 72.5 2,625

1998 288 122 95.1 62.6 2,335

1999 288 124 92.0 69.8 2,294

(15)

株式による資金調達額は10兆円台

99年の公開企業の株式による資金調達額(有償

増資分)は、前年の1.5兆円から一挙に10兆460億

円と6.5倍に急増し、10兆円台に乗せた。

種類別では仏ルノーとの資本提携に伴う日産自

動車の第三者割当増資(5,857億円)など、第三者

割当増資の増加が著しく、前年比8兆3,090億円増

の9兆5,180億円と大宗を占めた。

資本市場

株式による資金調達額(有償増資分)の推移

(資料)東京証券取引所、日本証券業協会

新規公開企業数は100社台を回復

99年の新規公開企業数は、106社(店頭登録73

社、取引所直接上場33社うち東証マザーズ2社)

と、前年比22社増えて100社台を回復した。

公開に伴う公募増資での資金調達額は約3,540億

円で、うち上場に伴う調達額は1,620億円、店頭公

開に伴う調達額は1,920億円であった。

99年11月に東証マザーズが創設され、新興企業

向け株式市場の創設構想も発表された。ベンチャー

企業の公開意欲は根強く、企業の新規公開は今後

さらに活発化していくものとみられる。

公開銘柄数と新規公開時の公募額の推移

(資料)日本証券業協会 10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

0

1995 1996 1997 1998 1999

200

150

100

50

1,500

1,000

500

0 1995 1996 1997 1998 1999

(年)

(10億円) (銘柄)

(年) 第三者割当 株主割当

公募増資 (兆円)

(16)

国内市場の普通社債は大幅に減少

国内市場における社債による資金調達は、資金

需要の低迷を映し、前年の13.0兆円から一転して

37.9%減の8.0兆円と大幅に減少した。このうち転

換社債が株価の上昇を受けて、前年比約2.5倍の

5,924億円に増大した反面、普通社債は41.3%減の

7.5兆円に減少した。

また、海外市場での社債発行額は、普通社債、

転換社債とも大幅に増加したことに加え、前年は

皆 無 だ っ た 新 株 引 受 権 付 社 債 も 復 活 し た こ と か

ら、前年比89.5%増の1.9兆円となった。

債券による資金調達額の推移

1999年中の公共債発行額の構成比

(資料)日本証券業協会

(資料)日本証券業協会

公共債発行額は初の100兆円台乗せ

公共債発行額は、国債の大幅増を主因に前年比

20.5%増の107.0兆円と初の100兆円台乗せとなっ

た。国債の発行額(市中消化額)が景気対策の財

源確保の観点から大幅に引き上げられたことに加

え、99年4月から政府短期証券(F B )の公募入札

が開始され、その発行額(99年度末残高)が38.4

兆円に上ったこともあって、国債の発行額は102.0

兆円と過去最高額となった。

政府保証債及び地方債は、発行計画の増額から

それぞれ3.0兆円、2.0兆円と増大した。なお、市

中消化国債を種類別に見ると、超長期債は2.6兆円、

長期債は23.7兆円、中期債は12.7兆円、T B は48.8

兆円であった。

14

12

10

8

6

4

2

0

1995 1996 1997 1998 1999

普通社債

2.8% 1.9%

95.3%

国債

(年) (兆円)

転換社債

(17)

株式による資金調達額の推移

(単位:10億円)

(注) 1.第三者割当には私募発行を含む。 2.新規公開時公募には外国企業の本邦証券取引所への上場時の公募は含まない。

3.「−」は皆無、空欄は集計していない。

(資料) 東京証券取引所、日本証券業協会

年 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

上場会社

公募増資 1,975 125 4 7 236 33 305 128 284 370

株主割当 824 218 110 47 9 95 337 72 0 0

第三者割当 314 103 102 150 238 210 757 593 1,167 9,444

合 計 3,114 447 216 205 485 338 1,400 794 1,451 9,815

店頭登録会社

公募増資 78 − − − 59 128 257 45 49 156

株主割当 30 3 0 1 − − 0 1 − 0

第三者割当 101 62 10 6 11 2 67 14 41 74

合 計 209 66 11 8 70 131 325 60 91 231

公開会社合計

公募増資 2,053 125 4 7 296 161 563 173 333 527

株主割当 855 221 111 49 9 95 337 74 0 0

第三者割当 416 166 112 156 250 212 825 607 1,209 9,518

合 計 3,324 513 227 213 555 470 1,726 854 1,543 10,046

新規公開時公募 416 616 382 526 324 1,416 354

債券による資金調達額の推移

年 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

普通社債

国 内 1,834 2,381 3,010 3,710 2,970 5,046 6,146 6,526 12,784 7,498

海 外 1,677 4,026 4,057 2,951 824 549 1,160 1,403 901 1,307

転換社債

国 内 2,727 1,091 566 1,689 2,860 737 3,289 270 246 592

海 外 901 379 414 532 411 418 575 547 118 407

新株引受権付社債

国 内 925 381 − − − − − − − −

海 外 2,906 3,882 1,662 1,820 887 492 646 62 − 216

合 計

国 内 5,486 3,854 3,576 5,399 5,830 5,783 9,435 6,796 13,031 8,090

海 外 5,485 8,289 6,134 5,304 2,123 1,461 2,382 2,013 1,019 1,931 (単位:10億円)

(注) 1.海外分には私募発行を含む。 2.「−」は皆無。

(18)

(注) 1.国債種類別発行額は市中消化分。

2.長期利付国債は1994年から6年債を含む。

3.地方債、政府保証債は公募分。

公共債発行額の推移

年 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

国債合計 36,314 38,567 43,888 51,314 55,855 65,677 72,219 67,824 84,804 102,050

うち市中消化分 32,215 32,364 35,695 39,083 47,487 54,663 54,825 54,864 61,395 88,057

超長期利付国債 637 1,343 1,000 1,345 1,534 2,008 1,533 1,594 2,195 2,599

長期利付国債 9,079 9,920 10,292 10,504 14,711 16,551 15,578 14,985 17,316 23,662

中期利付国債 1,845 1,870 1,529 2,706 5,673 5,479 5,576 4,618 5,521 12,734

中期割引国債 334 309 282 266 264 257 257 250 239 243

短期割引国債 20,320 18,921 22,591 24,260 25,304 30,366 31,879 33,415 36,122 48,817

地方債 996 903 1,027 1,396 1,552 1,967 1,893 1,852 1,722 1,998

政府保証債 1,774 1,951 1,852 2,123 2,747 2,952 3,106 2,939 2,271 2,966

公共債合計 39,084 41,422 46,768 54,833 60,154 70,597 77,218 72,615 88,797 107,015 (単位:10億円)

社債等発行額の推移

年 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

社債合計 5,486 3,854 3,576 5,399 5,830 5,783 9,435 6,796 13,030 8,090

電力債 1,678 1,765 1,785 1,810 1,345 1,625 1,515 1,555 2,465 1,718

NTT・JR債 150 200 180 160 290 150 285 220 420 515 一般事業債 6 416 1,045 1,740 1,335 3,271 4,346 4,751 9,899 5,265

転換社債 2,727 1,091 566 1,689 2,860 737 3,289 270 246 592

新株引受権付社債 925 381 − − − − − − − −

金融債 45,524 44,151 47,911 45,100 36,040 42,594 43,966 30,780 23,305 24,517

円建外債 1,203 681 1,149 1,685 1,212 1,616 3,923 2,145 329 935

非居住者ユーロ円債 4,980 3,290 3,328 5,102 10,194 10,955 12,676 17,872 11,302 N.A. (単位:10億円)

(注) 「−」は皆無。

(19)

公共債現存額の推移

(単位:兆円)

(注) 1.国債種類別現存額は市中消化分。

2.地方債、政府保証債は公募分。

(資料) 日本証券業協会

(注) 「−」は皆無。

年 末 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

国債合計 164.0 170.1 176.4 184.8 201.4 218.7 239.2 254.1 280.1 320.5

うち市中消化分 101.9 107.1 111.0 117.2 132.7 148.5 161.3 170.7 182.7 216.1

超長期利付国債 11.6 13.0 14.0 15.3 16.9 18.9 20.4 22.0 22.9 23.5

長期利付国債 74.8 78.7 82.0 85.8 93.4 103.8 111.0 117.9 126.7 142.6

中期利付国債 5.0 3.9 3.3 4.2 8.3 12.2 16.2 16.9 17.2 24.7

中期割引国債 2.8 2.3 2.0 1.6 1.4 1.3 1.3 1.2 1.2 1.2

短期割引国債 7.6 9.0 9.4 10.0 10.5 12.0 12.2 12.4 14.5 23.9

地方債 7.2 7.3 7.6 8.2 9.0 10.1 11.2 12.2 13.1 14.5

政府保証債 19.6 19.8 19.6 19.6 20.3 21.6 22.9 23.9 20.6 21.8

公共債合計 190.9 197.3 203.7 212.8 230.9 250.5 273.3 290.4 313.9 356.9

社債等現存額の推移

年 末 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

社債合計 27.6 29.7 31.7 35.3 38.1 41.6 47.5 49.8 57.5 58.9

電力債 7.5 8.4 9.5 10.5 11.2 12.2 12.8 13.6 15.2 15.7

NTT・JR債 1.3 1.5 1.6 1.6 1.8 1.9 2.0 2.0 2.1 2.5 一般事業債 1.0 1.1 2.0 3.6 4.8 7.8 11.6 15.7 24.6 28.1

転換社債 16.2 16.7 16.6 17.9 19.5 19.2 20.7 18.1 15.3 12.5

新株引受権付社債 1.4 1.8 1.7 1.4 0.4 0.3 0.3 0.2 0.1 −

金融債 67.5 73.6 78.4 78.3 78.2 76.6 76.0 67.2 56.9 56.6

(20)

(資料) 日本証券業協会

私募債発行額の推移

(単位:10億円)

年 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

地方債 1,064 1,471 2,316 4,372 6,091 6,376 6,172 4,407 4,767 5,425

政府関係機関債 6,099 5,458 6,753 7,145 6,717 5,335 4,762 4,968 6,373 3,712

社 債 452 1,763 1,040 530 407 244 368 501 765 652

合 計 7,616 8,693 10,111 12,048 13,216 11,956 11,304 9,878 11,866 9,790

私募債現存額の推移

年 末 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

地方債 12.0 12.0 12.7 15.3 19.8 24.7 26.5 29.2 32.2 35.4

政府関係機関債 33.1 35.8 39.9 44.6 48.9 52.0 53.9 55.7 48.5 48.1

社 債 1.5 3.2 4.2 4.5 4.5 4.3 3.9 3.4 3.0 3.0

(21)

株価は大幅に上昇

日経平均株価は、年初13,232ポイントでスタート

したが、ゼロ金利政策や大手銀行への公的資金注

入、景気回復への期待感の高まりを受けて3月下

旬には16,000ポイント台へと急上昇した。7月上旬

に1年9か月ぶりに18,000ポイント台に乗せ、その

後日銀の一段の金融緩和見送りや1ドル=104円

台への急速な円高から、いったん17,000ポイント

を割り込んだ。10月以降、景況感の改善や、「新

生経済対策」に対する期待感などから株価は再び

18,000ポイント台を回復した。年末には18,934ポ

イント(前年末比36.8%上昇)と年間最高値を記

録し、4年ぶりに年初水準を上回って取引を終了

した。

19,000 18,000 17,000 16,000 15,000 14,000 13,000 12,000 0.50 0.45 0.40 0.35 0.30 0.25 0.20 0.15 0.10 0.05 0 1998/1 5 9 1999/1 5 9 (年/月)

株式流通市場

日経平均株価と短期金利の動き

東証第一部市場の一日平均売買高

(資料)東京証券取引所

東証売買高は10年ぶりの高水準

東証第一部の一日平均売買高は前年比25.4%増

の6億1,714万株と6億株台に乗せ、1989年以来の高

水準を記録、一日平均売買代金も7,267億円(前年

比87.0%増)と急増した。なかでも11月の一日平

均売買代金は値がさの情報通信関連株に取引が集

中したこともあって1兆1,903億円と1989年12月以

来、約10年ぶりに1兆円台を記録した。年間で見

ると売買高は1,512億株(前年比24.3%増)、売買

代金は178.0兆円(前年比85.5%増)、年末の時価

総額は前年比65.2%増の442兆円となった。

日経平均株価(左軸)

(注) 月間平均値

(資料)日本銀行、日本経済新聞社

700 600 500 400 300 200 100 0

1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 (%)

(年) (100万株)

(22)

J ASDAQ INDEXは大幅上昇

株式店頭市場は、情報通信関連株を中心に高水

準の取引が続き、株価も年間を通じてほぼ一貫し

て上昇した。5月に入ると、米N A S D A Q市場の調

整 局 面 を 受 け て 軟 調 な 場 面 が 見 ら れ た が 、

J A S D A Q IN D E X は年初の28.32ポイントから年末

には97.28ポイントと、大幅な上昇を記録した。

年間売買高は前年比約3.3倍の42.9億株と活況を

呈した。7月5日の売買高は約4,000万株を記録し、

9月の一日平均売買高は2,300万株と月間で過去最

高を更新した。

100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0

2,500

2,000

1,500

1,000

500

0 1999/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

店頭市場一日平均売買高(右軸)

J AS DAQ INDE X 及び店頭登録株式

一日平均売買高

店頭登録株式時価総額

(資料)日本証券業協会

(資料)日本証券業協会

店頭市場の時価総額は過去最大規模

株式店頭市場の年間売買代金は、高水準の売買

高を受けて、前年比7.8倍の12.2兆円に急拡大した。

時価総額は98年末の7.7兆円から99年末には3倍強

の27.4兆円に達し、市場規模は過去最大となった。

なお、年末の登録銘柄数は868銘柄(前年末比

12銘柄増)となり、新規登録銘柄数は73社であった。

30,000

25,000

20,000

15,000

10,000

5,000

0

1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 (年/月)

(年) (万株)

(10億円)

(23)

(注) 1.全国証券取引所合計は重複上場分を除く。

2.店頭登録銘柄には日本銀行を含まない。

(資料) 東京証券取引所、大阪証券取引所、日本証券業協会

(注) 全国証券取引所合計は重複上場分を除く。

上場会社数

年 末 東京証券取引所 大阪証券取引所 全国証券取引所 店頭市場

(第一部・二部合計) (第一部)

1990 1,627 1,191 1,138 2,071 357

1991 1,641 1,223 1,158 2,107 446

1992 1,651 1,229 1,163 2,118 451

1993 1,667 1,234 1,178 2,155 491

1994 1,689 1,235 1,199 2,205 581

1995 1,714 1,253 1,222 2,263 698

1996 1,766 1,293 1,256 2,334 779

1997 1,805 1,327 1,274 2,387 847

1998 1,838 1,340 1,271 2,416 868

1999 1,890 1,364 1,281 2,472 871

時価総額 

年 末 東京証券取引所 大阪証券取引所 全国証券取引所 店頭市場

(第一部・二部合計) (第一部)

1990 379,231 365,154 321,082 393,594 11,972

1991 377,924 365,938 315,357 391,985 13,001

1992 289,483 281,005 244,061 299,275 8,008

1993 324,357 313,563 270,888 335,522 11,318

1994 358,392 342,140 299,552 371,024 14,628

1995 365,716 350,237 304,725 378,299 14,604

1996 347,578 336,385 287,302 358,538 14,952

1997 280,930 273,907 226,457 288,226 9,246

1998 275,181 267,783 211,081 281,521 7,754

1999 456,027 442,443 298,861 466,215 27,414

(24)

(資料) 大阪証券取引所

東京証券取引所株式売買高・売買代金

(第一部・第二部合計)

年 売買高 売買代金 一日平均売買高 一日平均売買代金

1990 123,098 186,666 500.4 758.8

1991 93,605 110,897 380.5 450.8

1992 66,407 60,110 268.8 243.3

1993 86,934 86,889 353.3 353.2

1994 84,514 87,355 342.1 353.6

1995 92,033 83,563 369.6 335.5

1996 100,170 101,892 405.5 412.5

1997 107,566 108,500 439.0 442.8

1998 123,198 97,391 498.7 394.2

1999 155,163 185,486 633.3 757.0

(単位:100万株、10億円)

大阪証券取引所株式売買高・売買代金(第一部・第二部合計)

年 売買高 売買代金 一日平均売買高 一日平均売買代金

1990 17,186 35,812 69.8 145.5

1991 10,998 18,722 44.7 76.1

1992 12,069 15,574 48.8 63.0

1993 10,439 14,634 42.4 59.4

1994 14,903 19,349 60.3 78.3

1995 21,093 24,719 85.0 99.6

1996 20,783 27,280 84.1 110.4

1997 15,407 27,024 62.8 110.3

1998 12,836 20,532 51.9 83.1

1999 14,972 22,105 61.1 90.2

(25)

全国証券取引所株式売買高・売買代金

年 売買高 売買代金 一日平均売買高 一日平均売買代金

1990 145,837 231,837 592.8 942.4

1991 107,844 134,159 438.3 545.3

1992 82,563 80,455 334.2 325.7

1993 101,172 106,122 411.2 431.3

1994 105,936 114,622 428.8 464.0

1995 120,148 115,839 482.5 465.2

1996 126,496 136,169 512.1 551.2

1997 130,657 151,445 533.2 618.1

1998 139,757 124,101 565.8 502.4

1999 175,455 210,236 716.1 858.1

(単位:100万株、10億円)

株式店頭市場売買高・売買代金 

年 売買高 売買代金 一日平均売買高 一日平均売買代金

1990 1,263 6,111 5.1 24.8

1991 1,135 5,043 4.6 20.5

1992 507 1,091 2.0 4.4

1993 1,215 2,880 4.9 11.7

1994 2,357 5,384 9.5 21.7

1995 2,596 5,889 10.4 23.6

1996 2,546 5,910 10.3 23.9

1997 1,460 2,661 5.9 10.8

1998 1,303 1,554 5.2 6.2

1999 4,287 12,197 17.5 49.7

(単位:100万株、10億円)

(資料) 全国証券取引所

(注) 登録銘柄、管理銘柄の合計。

(26)

(資料) 日本経済新聞社

(資料) 東京証券取引所

日経平均株価

年 終 値 前年末比 最 高 月 日 最 低 月 日

1990 23,848.71 -38.7 38,712.88 1.4 20,221.86 10.1

1991 22,983.77 -3.6 27,146.91 3.18 21,456.76 8.19

1992 16,924.95 -26.4 23,801.18 1.6 14,309.41 8.18

1993 17,417.24 2.9 21,148.11 9.13 16,078.71 11.29

1994 19,723.06 13.2 21,552.81 6.13 17,369.74 1.4

1995 19,868.15 0.7 20,011.76 12.27 14,485.41 7.3

1996 19,361.35 -2.6 22,666.80 6.26 19,161.71 12.24

1997 15,258.74 -21.2 20,681.07 6.16 14,775.22 12.29

1998 13,842.17 -9.3 17,264.34 3.2 12,879.97 10.9

1999 18,934.34 36.8 18,934.34 12.30 13,232.74 1.5

T OP IX

年 終 値 前年末比 最 高 月 日 最 低 月 日

1990 1,733.83 -39.8 2,867.70 1.4 1,523.43 10.1

1991 1,714.68 -1.1 2,028.85 3.18 1,638.06 12.24

1992 1,307.66 -23.7 1,763.43 1.6 1,102.50 8.18

1993 1,439.31 10.0 1,698.67 9.3 1,250.06 1.25

1994 1,559.09 8.3 1,712.73 6.13 1,445.97 1.4

1995 1,577.70 1.2 1,585.87 12.27 1,193.16 6.13

1996 1,470.94 -6.8 1,722.13 6.26 1,448.45 12.24

1997 1,175.03 -20.1 1,560.28 6.26 1,130.00 12.22

1998 1,086.99 -7.5 1,300.30 2.10 980.11 10.15

(27)

J AS DAQ INDE X

年 終 値 前年末比 最 高 月 日 最 低 月 日

1990 − − − − − −

1991 − − − − − −

1992 44.07 − 44.22 12.28 44.02 12.29

1993 53.32 21.0 64.06 10.8 43.18 3.5

1994 60.87 14.2 70.63 7.5 53.33 1.4

1995 54.14 -11.1 62.70 1.11 41.20 6.15

1996 47.08 -13.0 63.10 7.2 46.49 12.26

1997 27.68 -41.2 47.22 1.6 26.71 12.24

1998 28.24 2.0 32.16 2.12 23.00 10.13

1999 97.28 244.5 97.28 12.30 28.32 1.4

日経店頭平均株価

年 終 値 前年末比 最 高 月 日 最 低 月 日

1990 2,175.48 -16.2 4,149.20 7.9 2,154.20 12.26

1991 1,946.14 -10.5 3,333.78 6.14 1,918.06 12.24

1992 1,227.93 -36.9 2,022.41 2.7 1,099.32 11.17

1993 1,447.60 17.9 1,728.13 10.8 1,200.84 3.8

1994 1,776.05 22.7 2,002.73 7.15 1,445.47 1.4

1995 1,488.40 -16.2 1,852.13 1.11 1,194.77 6.15

1996 1,330.55 -10.6 1,747.17 7.2 1,316.25 12.26

1997 721.53 -45.8 1,333.11 1.6 708.23 12.24

1998 724.99 0.5 842.74 1.30 610.86 10.13

1999 2,270.14 213.1 2,480.44 11.15 724.89 1.4

(資料) 日本経済新聞社

(注) 1.J A SD A Q IND E X は、1992年12月28日発表開始。

2.1991年10月28日の時価総額を100として算出している。

(28)

株価指数先物取引取引高 

(片道計算 単位:10億円、1,000件)

年 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

代 金

日経225 394,871 536,729 219,871 162,367 124,219 125,364 148,306 136,973 124,949 153,083

T OP IX 71,774 31,555 18,572 33,016 42,089 38,103 45,808 42,173 32,073 44,046

日経300 − − − − 12,400 5,964 5,589 4,125 3,567 4,038

件 数

日経225 13,588 21,643 11,927 8,461 6,208 7,220 7,043 7,484 8,191 9,067

T OP IX 3,091 1,676 1,358 2,156 2,623 2,745 2,857 3,035 2,726 3,157

日経300 − − − − 4,184 2,318 1,872 1,526 1,531 1,470

株価指数オプション取引取引高 

年 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

代 金

日経225 3,561 5,512 4,096 2,000 1,175 1,432 928 1,270 1,166 1,374

T OP IX 222 117 8 8 3 8 3 2 0.1 0.6

日経300 − − − − 41 27 23 6 2 0.4

件 数

日経225 9,187 11,835 9,256 6,090 4,273 5,174 3,924 4,910 5,230 5,753

T OP IX 462 120 48 37 20 16 13 9 0.6 2

日経300 − − − − 269 122 44 7 2 0.6

(プット、コール合計 単位:10億円、1,000件)

(注) 日経225オプション取引は89年6月取引開始、T OPIX オプション取引は89年10月取引開始、

日経300オプション取引は94年2月取引開始。

(注) 日経225先物取引、T OPIX 先物取引は88年9月取引開始、日経300先物取引は94年2月取引開始。

(29)

公社債流通市場

金利上昇圧力は抑制

98年末にかけて企業や家計のマインドが一段と

低下し、デフレ懸念が高まったことから、日銀は

2月に金融調節方針の一段の緩和(「ゼロ金利政

策」)を決定した。また同月、大蔵省は長期国債

の 発 行 を 中 期 国 債 等 に 振 り 替 え る 措 置 を 発 表 し

た。こうした政策対応を受けて、年前半は、国債

の需給悪化懸念に伴う長期債の金利上昇圧力が抑

制され、金利は全般的に低下した。年後半は、補

正予算に伴う国債の大量発行懸念が浮上し、景況

感の改善期待も広がったが、ゼロ金利政策が長期

化するとの観測が台頭し、市場金利はおおむねボ

ックス圏で推移した。

1997/1 7 1998/1 7 1999/1 7 (年/月)

長期国債利回り

景況感と短期市場金利の推移

国債の利回り推移

0.60 0.50 0.40 0.30 0.20 0.10 0 (%) 20 10 0 ▲10 ▲20 ▲30 ▲40 ▲50 ▲60 (%ポイント)

1997/1 7 1998/1 7 1999/1 7 無担保コール

(オーバーナイト・ 平均、左軸)

日銀短観業況判断 (大企業・製造業、右軸)

(資料)日本銀行

(注) 月末時点における直近発行物の店頭基準気配 (資料)日本証券業協会

長期金利は乱高下の後、

ボックス圏

国債指標銘柄の流通利回りは、年初1.985%で始

まった後、需給悪化懸念から売りが先行し、2月

には2.366%まで上昇した。しかし、ゼロ金利政策

や、資金運用部による国債買入れの再開、10年債

の発行減額を受けて、5月には1.205%と99年の最

低利回りまで低下した。その後、高値警戒感や景

況感の改善、需給悪化懸念などから8月末にかけ

再び2%の大台に上昇した。9月以降は、国債増発

懸念や日銀の超低金利政策の継続といった強弱材

料が交錯し、おおむね1.7%∼1.9%のボックス圏で

もみ合う展開となり、1.656%で99年の取引を終え

た。

(年/月)

(%) 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0

(30)

政府短期証券

(FB)

の売買高が急増

公社債市場の売買高(店頭+取引所)は、前年

比46.6%増の3,847兆円と大幅に増加、95年(4,063

兆円)に迫る水準に達した。これは99年4月から

有価証券取引税が撤廃されたことと合わせ、同月

からの政府短期証券(F B )の初の公募入札開始

が大きな要因となった。売買高(店頭)の内訳を

みても、政府短期証券は市中残高が大幅に増加し、

これを対象とした現先売買が増加、前年の2.4兆円

から1,085.1兆円に激増した。社債では特に株式市

場の活況を受けて転換社債が前年比約8倍の2.5兆

円に急増した。

1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

国債短期

35

30

25

20

15

10

5

0

-5

-10

1997 1998 1999 (年)

公社債店頭売買高の推移

主要投資家の公社債売買状況(ネット)

(注)「国債短期」は割引短期国債及び政府短期証券の合計 (資料)日本証券業協会

(注) 現先売買を除く (資料)日本証券業協会

都市銀行が買い越しに転ずる

99年の投資家別売買状況は、都市銀行が前年の

売り越しから一転して4.3兆円の買い越しに転じ

た。また、信託銀行、生保・損保などの金融機関

が買い越し幅を拡大させた。これはF B の公募入

札開始を契機に短期証券の買い越し幅を大きく増

加させたことが背景にある。また、投資信託は公

社債投信の設定額が順調に伸びていることを受け

て、8.8兆円の買い越しと前年の買い越し幅(1.8

兆円)を大幅に上回った。株式市場への資金シフ

トを強めた外国人は、23.2兆円の買い越し(前年

28.9兆円)と買い越し幅を縮小させた。

(兆円) 4,500

4,000

3,500

3,000

2,500

2,000

1,500

1,000

500

0

(年)

都市銀行 (兆円)

国債中・長期 その他

信託銀行 生保・損保

(31)

(注) 1.片道×2 2.全国8証券取引所の合計。

(資料) 全国証券取引所

(注) 1.その他は非公募債、加入者引受電電債等。 2.1994年から長期利付国債に6年債が含まれている。

3.1994年から短期割引国債及び政府短期証券の売買高に短資会社の売買分が含まれている。

(資料) 日本証券業協会

公社債店頭売買高(東京店頭市場)

年 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

合 計 3,360.4 2,747.9 2,994.8 3,390.9 3,460.5 4,012.6 3,182.8 3,385.7 2,606.7 3,836.7

(うち現先売買高) 1,105.5 1,070.1 1,392.0 1,451.6 1,910.0 2,201.1 1,694.5 1,759.1 1,081.0 2,272.4

(一か月平均売買高) 280.0 228.9 249.5 282.5 288.3 334.3 265.2 282.1 217.2 319.7

国債合計 3,231.6 2,621.9 2,857.6 3,242.2 3,341.1 3,846.2 3,037.3 3,242.1 2,497.2 3,734.1

超長期利付国債 15.4 20.3 22.1 50.5 49.7 55.0 43.5 69.3 77.6 62.1

長期利付国債 2,094.8 1,342.5 967.6 1,127.3 901.4 1,109.8 972.9 1,091.7 959.4 995.2

中期利付国債 10.9 8.0 5.5 7.4 30.7 47.7 47.6 41.8 37.6 69.0

中期割引国債 5.2 3.8 3.2 2.6 1.2 1.4 0.7 3.6 1.0 0.7

短期割引国債 632.1 764.4 1,319.2 1,441.5 1,535.5 1,849.9 1,339.2 1,396.0 1,419.0 1,521.8

政府短期証券 473.0 482.6 539.8 612.7 822.3 782.1 633.1 693.5 2.4 1,085.1

地方債 4.3 5.1 7.0 7.3 5.6 8.5 8.3 7.6 7.0 6.7

政府保証債 15.2 21.8 27.6 30.7 23.6 29.6 24.2 26.2 20.4 15.4

社債合計 8.9 8.7 9.0 13.5 10.6 17.3 18.6 19.8 21.9 23.3

電力債 5.7 5.9 4.6 7.5 4.9 7.9 6.4 6.7 7.4 8.4

NTT債 0.5 0.7 1.1 1.2 0.8 0.8 0.8 0.4 0.4 0.5 一般事業債 2.2 1.9 3.0 4.2 4.1 6.9 10.0 11.9 13.6 11.6

転換社債 0.4 0.0 0.1 0.4 0.7 1.6 1.4 0.5 0.3 2.5

新株引受権付社債 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1

金融債 90.2 77.2 75.0 71.2 53.2 68.0 55.1 54.9 32.9 31.8

円建外債 2.7 3.5 3.0 4.6 3.6 4.5 6.1 5.6 3.0 3.1

その他 7.1 9.0 15.2 21.0 22.2 38.1 32.8 29.2 23.9 21.9 (単位:兆円)

公社債証券取引所売買高

年 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

合 計 138.1 74.3 37.8 49.2 38.6 50.4 44.9 37.1 18.4 11.1

う ち

国 債 84.5 42.9 14.6 10.5 7.7 10.0 11.9 9.7 3.7 0.0

転換社債 53.5 31.3 23.1 38.5 30.7 40.0 32.6 27.1 14.6 11.0

(32)

(注) 中期国債先物取引は96年2月取引開始。

(資料) 東京証券取引所

公社債投資家別売買高

(単位:兆円)

国債先物取引取引高 

年 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

長期国債 1,628 1,278 1,181 1,508 1,294 1,391 1,237 1,179 1,066 965

超長期国債 1.2 0.6 0.3 0.3 0.3 0.2 0.2 0.2 0 −

中期国債 − − − − − − 26 11 19 11

(片道計算 単位:兆円)

1997.3 1998.3 1999.3

売付 買付 差引 売付 買付 差引 売付 買付 差引

金融機関計 148.3 155.3 -7.0 133.0 143.6 -10.5 135.6 165.0 -29.4

都市銀行 30.4 29.7 0.6 36.0 31.6 4.4 32.7 37.0 -4.3

地方銀行 12.9 13.3 -0.3 10.5 11.3 -0.7 7.6 8.8 -1.1

長期信用銀行 8.3 6.7 1.5 9.3 7.9 1.3 8.7 5.6 3.0

信託銀行 40.8 42.9 -2.1 37.3 41.7 -4.4 39.6 50.6 -11.0

農林系金融機関 15.3 18.6 -3.2 8.8 14.9 -6.0 10.4 14.8 -4.4

信用金庫 6.8 7.4 -0.6 5.1 6.2 -1.0 5.6 7.4 -1.8

その他金融機関 33.5 36.4 -2.8 25.7 29.8 -4.0 30.7 40.5 -9.7

生保・損保 39.6 41.6 -2.0 31.4 32.6 -1.2 23.9 31.3 -7.3

投資信託 18.3 20.1 -1.7 15.4 17.1 -1.7 11.5 20.2 -8.7

官公庁共済組合 5.0 5.9 -0.9 5.3 6.0 -0.6 4.5 5.1 -0.6

事業法人 1.4 2.9 -1.4 1.1 1.9 -0.8 1.0 3.1 -2.0

その他法人 1.4 4.7 -3.2 0.9 3.6 -2.7 1.0 4.6 -3.5

外国人 28.1 60.1 -31.9 52.3 81.2 -28.8 55.1 78.3 -23.1

個 人 1.5 1.8 -0.2 0.6 1.5 -0.8 0.5 1.1 -0.6

その他 69.7 38.8 30.8 64.0 35.4 28.6 110.2 41.7 68.4

債券ディーラー 510.9 508.9 1.9 476.3 473.0 3.3 454.3 451.0 3.2

合 計 824.6 840.4 -15.8 780.9 796.5 -15.5 798.1 802.0 -3.9

(注) 1. 現先売買を除く証券会社及び金融機関(短資会社を含む)のディーリング業務での売買高を合算したもので、

売付額及び買付額は額面ベースである。

2. 差引のマイナス符号は買い越しを示す。

(33)

投資信託

純資産額は50兆円台を回復

99年は、株式市場の好転や超低金利の長期化を

背景に投信への資金流入が増加し、金融機関の窓

口販売など販売チャネルの多様化も奏効して、投

信市場の更なる拡大に向け大きく前進した。

株式投信では、追加型が過去最高の純資産額を

達成し、株式投信全体で15.7兆円の規模となった。

また、公社債投信では、M M F や長期公社債投信、

中期国債ファンドが増加し、純資産額は35.7兆円

となり、3年連続して増加した。

この結果、投資信託全体の純資産額は、前年比

20.2%増の51兆3,536億円と、94年7月以来約5年半

ぶりに50兆円台を回復した。

60

50

40

30

20

10

0

1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

公社債投信

証券投資信託の純資産総額の推移

株式投資信託の純資産額の推移

(資料)証券投資信託協会

(資料)証券投資信託協会 40

35

30

25

20

15

10

5

0

単位型

1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

追加型株式投信の純資産額は過去最高

99年末の株式投信の純資産額は、運用による資

産の増加( 約3.6兆円) を主因に、前年比36.5%増の

15.7兆円に拡大した。

そのうち追加型は、株式市場が好転するなかで、

国内株を投資対象とするファンドに資金が流入し

たことにより、前年比40.6%増の15.1兆円と過去

最高の純資産額を達成した。

一方、単位型は解約・償還による資金流出が影

響して、前年比22.6%減の約5,700億円となり、史

上最低を更新した。

(年)

(年) (兆円)

(兆円)

株式投信

(34)

MMF、

長期公社債投信が増加

99年の公社債投信の純資産額は、前年比14.1%

増の35.7兆円となり、3年連続して増加した。

公社債投信は、超低金利の長期化という厳しい

運用環境が続くなかで、競合する他の金融商品よ

りも優位な利回りを確保することができたため、

順調に資産が増加したためとみられる。

とりわけ、M M F (マネー・マネージメント・

ファンド)、長期公社債投信、中期国債ファンド

の純資産額が着実に増加した。

40

35

30

25

20

15

10

5

0

1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

公社債投信

6

5

4

3

2

1

0

1995 1996 1997 1998 1999 (年)

公社債投資信託の純資産額の推移

外貨建投資信託の純資産額の推移

(資料)証券投資信託協会

(資料)証券投資信託協会 株式投信

(単位型)

外貨建投信は円高基調を受けて後退

99年の外貨建投信の純資産額は、為替が円高基

調で推移したことを受けて大きく後退し、前年比

で30.7%減の3兆6,245億円となった。

外貨建投信の主力である株式投信の純資産額は

3兆2,257億円で、全体の約89%を占め、そのうち

追加型が約99%であった。

外貨建投信を投資先別にみると、対アメリカ向

け投資の純資産額は1兆9,730億円と全体の約54%

を占め、対イギリス向けは2,630億円(約7%)と、

これに次ぐ割合となった。

ま た 、 対 ユ ー ロ 地 域 向 け 投 資 の 純 資 産 額 は 、

8,219億円と、全体の約23%を占めた。

(年) (兆円)

(兆円)

うちMMF

株式投信 (追加型)

(35)

(資料) 証券投資信託協会

株式投資信託の設定額の推移

年 株式投信計 単位型株式投信 追加型株式投信

1990 15,789 6,432 9,357

1991 8,640 1,803 6,837

1992 7,356 1,457 5,898

1993 10,520 2,299 8,221

1994 10,346 1,799 8,547

1995 6,629 685 5,944

1996 10,510 785 9,725

1997 7,850 399 7,450

1998 7,982 165 7,817

1999 12,826 163 12,662

(単位:10億円)

株式投資信託の純資産額の推移

年 株式投信計 単位型株式投信 追加型株式投信

1990 35,072 25,956 9,115

1991 28,562 18,885 9,677

1992 21,103 12,072 9,030

1993 19,547 8,967 10,579

1994 17,451 6,289 11,161

1995 14,681 4,301 10,379

1996 12,779 2,406 10,373

1997 9,986 1,222 8,763

1998 11,496 740 10,755

1999 15,696 573 15,122

(36)

(資料) 証券投資信託協会

外貨建投信の純資産額の推移

年 株式投信 株式投信 公社債投信 外貨建投信 うち対

(単位型) (追加型) 純資産計 アメリカ向け

1990 N.A. N.A. N.A. 3,418 2,395

1991 N.A. N.A. N.A. 5,379 2,938

1992 801 451 2,951 4,204 2,163

1993 748 1,011 1,939 3,700 1,728

1994 387 1,292 1,220 2,899 1,460

1995 295 1,107 1,373 2,777 1,361

1996 160 1,169 1,558 2,888 1,542

1997 90 1,886 1,488 3,466 2,069

1998 74 4,336 817 5,228 2,661

1999 48 3,177 398 3,624 1,973

(単位:10億円)

公社債投信の設定額・純資産額の推移

年 設定額 純資産額 純資産額の

うちMMF

1990 9,632 10,921

-1991 9,258 12,911

-1992 21,446 22,197 5,413

1993 40,624 31,190 11,078

1994 36,575 25,956 9,173

1995 41,209 33,275 12,001

1996 41,774 35,888 14,219

1997 44,504 30,662 11,563

1998 44,407 31,243 14,279

1999 64,036 35,657 16,790

(37)

投資家動向

個人株主数は初の3,000万人台

全国証券取引所の株式分布状況調査によると、

上場銘柄の2000年3月末の個人株主数(延べ)は4

年連続で増加し、前年度比192万人増加の3,022万

人と、初めて3,000万人の大台に乗せた。

個人持株比率は単位株数ベースで26.4%と83年

度以来の高水準を記録し、外国人も12.4%と過去

最高を更新した。

一方、店頭登録会社の株式分布状況調査(1999

年度)では、個人株主数は104.6万人と、5年連続

の増加となり、初めて100万人の大台を突破した。

また、個人持株比率も45.3%と調査開始以来最高

の水準を記録した。

個人 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0

1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999

上場株式保有高と個人持株比率

投資家別の東証第一部売買代金比率

(資料)東京証券取引所 600 500 400 300 200 100 0 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20

個人保有株式(左軸) (百万株)

1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000

個人と外国人の売買が活発化

個人投資家の市場参加は売買動向にも顕著に現

れている。99年の東証第一部売買代金に占める個

人 投 資 家 の 比 率 は 、 前 年 比 1 0 . 7 ポ イ ン ト 増 の

21.1%と91年以来8年ぶりの高水準となった。

外国人の東証第一部売買代金比率は30%とほぼ

前年(30.9%)並みであったが、買い越し額は8兆

4,630億円と過去最高を記録した。

店頭登録銘柄でも個人投資家の比率は、前年比

18.5ポイント増の54.9%と95年以来4年ぶりに50%

台に乗せた。

(年)

(年) (%)

(注) 各年とも3月末時点 (資料)全国証券取引所協議会 その他保有株式(左軸)

個人持株比率(右軸)

(%)

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